2025年10月、一般社団法人 日本レコード協会(以下、RIAJ)は「音楽ストリーミングサービスのご利用に関するお知らせ」(https://www.music-bgm.jp/)を公開しました。
このお知らせでは、SpotifyやApple Musicなどの個人向け音楽ストリーミングサービスを店舗・オフィスなどでBGMとして使用することは、利用規約上認められていないという点が改めて明記されています。
多くの事業者にとって、音楽は空間づくりに欠かせない要素です。「手軽に始められるから」「普段使っているから」という理由で個人向けサービスをそのまま店舗BGMとして利用してしまうケースも少なくありません。
しかし、それは著作権や契約上のトラブルにつながる可能性がある――今回のRIAJの発信は、その“思わぬリスク”を事前に防ぐための重要な注意喚起と言えます。
なぜ「商用利用」はNGなのか
個人向けストリーミングサービスは、「個人での私的・非商用利用」を前提としています。そのため、お客様・従業員など不特定多数の人が聴く環境で音楽を流すことは、契約条件に反する行為となります。
たとえば、サロンやカフェでスマートフォンやタブレットから再生する行為も、利用規約上は「公衆への再生」とみなされることがあります。こうした誤った利用が続くと、サービス提供企業・権利者双方に不利益が生じ、結果的に「音楽を安心して楽しめる環境」が損なわれてしまいます。
RIAJのサイトでは、「商用利用に対応したBGM配信サービスを選んでほしい」と明確に呼びかけています。
業務用BGMサービスなら、安心・快適に音楽空間を演出
私たちが提供している業務用BGMサービスは、この「商用利用可」の範囲を正式にクリアした仕組みで運営されています。
利用契約の段階で、音楽著作権団体やレーベルとの包括契約を結び、店舗・施設での放送が適法となるよう整備されています。つまり、お客様はライセンス面を気にせず、安心して音楽を流すことができるというのが最大の特徴です。また、業務用BGMサービスには次のような利点があります。
●店舗・施設の業態に合わせたチャンネル設計(例:美容室にはリラックス系、オフィスには集中力アップ系など)
●スケジュール設定やタイマー機能による自動再生
●通信環境の安定性(地下や大型施設でも途切れにくい)
●専用機器やサポート体制によるトラブル対応
これらは「音を流すだけ」でなく、「空間を整えるための仕組み」として設計されています。お客様の滞在時間や従業員の集中力に影響を与えるBGMだからこそ、プロ仕様のサービスを導入する価値があるのです。
今こそ、“適切な音楽利用”を選ぶ時代へ
店舗やオフィスでのBGM利用は、今後ますます「適切な利用」が重視されていきます。音楽ストリーミングの発展は素晴らしいことですが、利用目的に応じたサービスを選ぶことが、結果的にクリエイターや利用者双方にとって健全な音楽環境を守ることにつながります。
RIAJが発信した今回のお知らせは、「何気なく使っているサービスを、どんな場面でどう使うべきか」を見直す良い機会です。私たちも、施設運営者の皆さまに安心して音楽を活用できる環境を提供し続けるため、今後も適法で快適なBGMサービスの運用をサポートしてまいります。
(参考リンク) 一般社団法人 日本レコード協会「音楽ストリーミングサービスのご利用に関するお知らせ」
https://www.music-bgm.jp/