J-POPの時代
- たのきんトリオ:田原俊彦、近藤真彦、野村義男(The Good-Bye)
- シブがき隊、少年隊、光GENJI、男闘呼組
- 80年代デビュー組:松田聖子、河合奈保子、岩崎良美、三原順子
- 『山口百恵から松田聖子へ』
- 山口百恵から松田聖子へ…山口百恵の歌手活動期間は1973年から1980年までのわずか7年間。にもかかわらず、日本の歌謡界、芸能界に与えたインパクトは絶大であった。その山口百恵が引退した1980年に巨星と入れ変わるように、彗星のごとく現れたのが松田聖子であった。デビューするやいなや大ブレイクを果たし、トップアイドルへ。結婚とともに引退した山口百恵とは対照的に、松田聖子は結婚・出産を経てもトップアイドルであり続け、ヒット曲を量産。欲しいものはすべて手に入れるという姿勢で多くの女性ファンから支持されていく。
- 角川三人娘:薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子
- 82年デビュー組:松本伊代、小泉今日子、中森明菜、石川秀美、堀ちえみ
- 85年デビュー組:おニャン子クラブ、斉藤由貴、南野陽子、岡田有希子、菊池桃子、中山美穂、本田美奈子、荻野目洋子
- 『おニャン子ブーム』
- おニャン子ブーム…1985年4月にフジテレビで始まったバラエティ番組「夕やけニャンニャン」。女子大生ブームに拍車をかけた深夜番組「オールナイトフジ」の「女子高生スペシャル」から派生した番組で、そこから生まれた素人の女子高生を中心としたグループがおニャン子クラブである。このプロジェクトに深く関わったのは作詞も手掛けた秋元康氏。番組内のオーディションコーナーで新メンバーが増えていくという手法に視聴者からの反響も大きく、いつしかグループの存在が社会現象になる。グループのヒットだけでなく、ソロとして新田恵理、国生さゆり、河合その子、工藤静香などのアイドルを輩出。1986年のシングルチャートは52週中、おニャン子クラブ関連の楽曲36曲が1位を獲得するという現象まで起こった。
- WINK
- 長渕剛、浜田省吾、尾崎豊、久保田利伸、徳永英明
【EPIC系】
- 佐野元春、小比類巻かほる、渡辺美里、大沢誉志幸、岡村靖之、大江千里
【シティポップス】
- 佐野元春、小比類巻かほる、渡辺美里、大沢誉志幸、岡村靖之、大江千里
- 『寺尾聰現象』
- 寺尾聰現象…60年代にカレッジ・フォーク・グループ、ザ・サベージのメンバーとしてデビューするも70年代は役者に転進。コメディや刑事モノを中心に活躍していたが、81年2月にリリースした「ルビーの指環」が大ヒット。「ザ・ベストテン」では番組記録となる12週連続1位を記録した。ちなみに既発のシングル「シャドー・シティ」「出航 SASURAI」も「ルビーの指環」効果でヒットし、3曲同時チャートインを果たした。「ルビーの指環」はその年のレコード大賞を受賞。また同曲を含むアルバム「Reflections」は160万枚を超すセールスを記録し、1981年の年間第1位に輝いた。
【渡辺プロ】
- 吉川晃司、山下久美子
【ファンハウス】
- 永井真理子、小林明子、辛島美登里
- 高橋真梨子、小林麻美、今井美樹、平松愛理
【テクノ/ニューウェイヴ】
- イエロー・マジック・オーケストラ、ジューシーフルーツ、矢野顕子
- 『テクノポップ全盛』
- テクノポップ全盛…1979年から1980年にかけてリリースされたYMOのアルバム「Solid State Surviver」「Public Pressure」「増殖」の大ヒットで、注目を集めることとなったテクノポップ。YMOの大ブレイクを契機に、以前からシーンの水面下でうごめいていたテクノポップ系のバンドが胎動を始める。ムーンライダーズ、P-MODEL、 ヒカシュー、プラスチックスが注目を集め始め、ジューシィ・フルーツなどがお茶の間進出を果たした。以降、アイドルの歌うポップスにもテクノのエッセンスが持ち込まれることになり、これらの多くは坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏などがプロデュースを手掛けた。
- THE ALFEE、チェッカーズ、安全地帯、C-C-B
【横浜銀蝿一家】
- 横浜銀蝿、Johnny、嶋大輔
【バンドブーム】
- BOΦWY、THE BLUE HEARTS、パーソンズ、BUCK-TICK、JUN SKY WALKER(S)
【EPIC&ソニー】
- シャネルズ、レベッカ、ハウンド・ドッグ、TM NETWORK、バービーボーイズ、TUBE、米米CLUB、ユニコーン、聖飢魔Ⅱ、一風堂
- 『バンドの時代』
- バンドの時代…80年代中盤に到来したバンドブーム。メジャーではレコード会社、エピック・ソニー所属のバンドがシーンを牽引、インディーズからはザ・ブルー・ハーツが衝撃的なデビューを果たし、後世に残る百花繚乱のバンドブームを形成した。その中心的存在にあったのが氷室京介と布袋寅泰という2大スターが在籍したBOΦWY。日本におけるバンドの地位を大きく向上させた。人気絶頂のまま解散したことも話題になった。
- プリンセス・プリンセス、SHOW-YA
- 『ガールズバンドブーム』
- ガールズバンドブーム…1980年代後半、折からのバンドブームの影響でガールズバンドが台頭。そのパイオニアとなったバンドはSHOW-YAやプリンセス・プリンセス。特にプリプリはシングル「Diamonds」とアルバム「LOVERS」のヒットで大ブレイクを果たした。当時、SHOW-YAのボーカリスト、寺田恵子主導による女性ロックアーティストだけによる「NAONのYAON」というイベントが開催。1987年から1991年まで毎年秋に行われていた。
- 『ホコ天、イカ天の時代』
- ホコ天、イカ天の時代…1980年代後半、若者の音楽文化はニューミュージックからロックへと移行。電子楽器の普及とともに、一般の音楽ファンも手軽にバンドを組んでロックを楽しむようになった。ブームの渦中、原宿の歩行者天国(通称ホコ天)でライブをするアマチュアバンドが急増。毎週末になると多くのファンが原宿界隈に殺到した。その中からJUN SKY WALKRE(S)、BAKU、BOOMなどが人気バンドに。ブームはとどまることを知らず、1989年にはTBS系の深夜番組「いかすバンド天国」というバンドの勝ち抜き番組がスタート。通称「イカ天」と言われたこの番組からは、たま、FLYING KIDS、BEGIN、BLANKEY JET CITYなどの実力派バンドがメジャーシーンに躍り出ていく。
- J-POPの時代
- 今では一般的に認知されているJ-POP という言葉の初出については諸説あるが、代表的なものは、1988年に開局したFMラジオ局のJ-WAVEが生み出した言葉とされている。この名称は昭和から平成に元号が替わるタイミングであったこと、アナログからCDにメディアが変わり、外資系CDショップが台頭し始め、日本中にFMラジオ局が開局されたこともあり、新しい時代の音楽カテゴリーを表す言葉としてマスメディアで紹介され、親しまれていった。ロック、フォーク、ニューミュージック等々の細かいジャンルはすべてJ-POPとして吸収され、それ以降の日本の大衆音楽は、大まかにJ-POPと演歌に分けられるようになった。J-POPが完全に定着したのは1993年から1995年頃。93年にスタートしたサッカーJリーグの影響も大きいとされる。
- 『モーニング娘。
国民的アイドル現象』 -
- モーニング娘。
- モーニング娘。国民的アイドル現象…テレビのバラエティ番組からデビューのチャンスをつかむことができる「ASAYAN!」。番組からは、モーニング娘。が誕生し、90年代後半の日本のJ-POP市場をにぎわす。モーニング娘。のプロデューサーはシャ乱Qのボーカリストだったつんく♂。1999年に発売された「LOVEマシーン」はミリオンセラーを記録。世紀末の日本の国民的ヒット曲になる。その後、グループは常にメンバーの新陳代謝を繰り返しつつ、タンポポ、ミニモニ、カントリー娘。、プッチモニ、など別ユニットも活躍、総称してハロプロと呼ばれるようになった。
- SMAP、KinKi Kids、V6、TOKIO、嵐
- 森高千里、広末涼子、SPEED
- 『プロデューサー時代』
- プロデューサー時代…1990年代以降、シングル、アルバムともにメガヒットが量産され、音楽業界はバブル期に突入していく。その重要人物が長戸大幸と小室哲哉の2人。長戸大幸が代表を務めたビーイングはB’z、ZARD、DEENなど多数のミリオンアーティストを輩出。一方の小室哲哉は90年代中盤に設立されたエイベックスのアーティストを多く手がけ、安室奈美恵、自身が参加したglobeではファーストアルバムが400万枚以上の売り上げを記録した。音楽制作はレコード会社の手を離れ有名プロデューサーによって制作される時代になっていった。ほかには、Mr.Childrenなどを手掛けた小林武史、モーニング娘。を手掛けたつんく、椎名林檎を手掛けた亀田誠司などのプロデューサーが代表的なところ。
- Mr.Children、スピッツ、THE YELLOW MONKEY
- MY LITTLE LOVER、シャ乱Q、JUDY AND MARY、PUFFY、ゆず、Dragon Ash、ウルフルズ、Hi-STANDARD、くるり、the brilliant green
【イカ天】
- たま、JITTERIN’JINN、BEGIN、ブランキ―ジェットシティ
- 槇原敬之、福山雅治、斉藤和義、中村一義、奥田民生、平井堅、T.M.Revolution
【オフィスオーガスタ】
- 山崎まさよし、スガシカオ
- 『メガヒットの時代』
- メガヒットの時代…1980年代中盤からレンタルレコード店が若者の間でブームになり、レコードの売り上げの低迷に少なからず影響を与えた。しかしながら1983年に出現した新しいメディア、コンパクトディスク(CD)がアナログレコードのシェアに追いつき、1988年頃には売り上げが逆転。さらにはバブル経済の後押しで、CDプレイヤーが一般家庭に普及。1988年には、松任谷由実のアルバム「Delight Slight Light Kiss」が日本人初のミリオンセラーを記録する。この大ヒットを皮切りにCDで音楽を気軽に楽しむ時代に突入する。シングル盤も8センチシングルと呼ばれ、90年代以降ミリオンヒットを連発していく。ドラマの主題歌やCMタイアップソングは軒並みヒットを記録。音楽業界は音楽産業へと推移していく。1993年のシングル年間チャートはTOP50が50万枚以上という大ヒットを記録。このCDバブルは世紀末まで続いていく。
- 『トレンディドラマ主題歌とJ-POP』
- トレンディドラマ主題歌とJ-POP…バブル景気で浮かれていた1980年代後半。女性のファッションアイコンだったのがW浅野と言われた、浅野温子と浅野ゆう子。彼女たちが出演するドラマは、若者のハートをつかみ、ファッションやライフスタイルまで提示して見せた。ドラマは軒並み高視聴率をマーク。ドラマに起用される主題歌も大ヒットし、トレンディドラマと呼ばれるようになる。その人気を象徴するドラマが1991年に放送された「東京ラブストーリー」。最終回は30%を超え、主題歌「ラブストーリーは突然に」は300万枚に迫る大ヒットに。月曜9時には街からOLがいなくなるとまで言われ、社会現象に。その後、月9(ゲツク)という言葉が世の中に浸透していく。
- 『AIR JAMの功績』
- AIR JAMの功績…インディーからメインストリームに駆け上ったパンク・ロック・バンド、Hi-STANDARDを中心に企画され、1997年に開催されたイベント。D.I.Y精神のもと、音楽とスケートボードやBMXなどストリートカルチャーを融合したイベントとして人気となり、2000年までに3回開催された。出演バンドの多くはインディーズ・シーンで活動していたメロディック・ハードコアバンドやハードコア・パンクバンド。現在活動しているロックバンドの多くは、Hi-STANDARDとこのイベントを通過していると言っていいほど。
- 小室ファミリー:TRF、安室奈美恵、hitomi、華原朋美、globe、鈴木亜美
- 『アムラー現象』
- アムラー現象…1990年代中盤、小室哲哉プロデュースでCD売り上げを伸ばしていった安室奈美恵。ヒット曲だけではなく、彼女の髪型やファッションも注目を集めた。ミニスカート、茶髪のロングヘア、厚底ブーツ、浅黒い肌と言った風貌の女性たちが街に出現、安室奈美恵を真似たファッションをした女性たちはアムラーと呼ばれた。アムラーはメディアでも積極的に取り上げられ、たちまち社会現象に。単なるアイドルから若い女性たちのカリスマ的存在になっていった。
- B’z 、T-BOLAN 、WANDS、ZARD、大黒摩季 、DEEN、倉木麻衣、宇徳敬子、FIELD OF VIEW
- 『ビーイング旋風』
- ビーイング旋風…1990年代に一世を風靡した音楽集団がビーイング。TUBE、B’z、ZARD、WANDS、大黒摩季、DEEN、T-BOLAN等のメガヒットアーティストを輩出し、ヒットチャートの上位を独占した。これらのアーティストは総称してビーイング系と呼ばれ、一般的にもその名称は浸透した。1993年の総売上は450億円を超え、その勢いは世紀末まで衰えることはなかった。90年代の音楽業界はビーイング系と小室系に牽引されていたと言っても過言ではない。
- フリッパーズ・ギター、オリジナル・ラヴ、ピチカート・ファイヴ、コーネリアス、小沢健二、電気グルーヴ、東京スカパラダイスオーケストラ、藤原ヒロシ、スチャダラパー、カヒミ・カリィ、テイ・トウワ、L⇔R、EAST END×YURI、カジヒデキ、サニーデイ・サービス
- 『渋谷系と外資系CD
ショップ』 - 渋谷系と外資系CDショップ…1990年、渋谷区宇田川町に出店したイギリス資本のCDショップHMV。この外資系CDショップの出現により渋谷発信の音楽カルチャーが生まれた。渋谷系と呼ばれたムーブメントは、1993年~1996年頃にかけての期間が頂点で、ピチカート・ファイヴ、コーネリアス、小沢健二、オリジナル・ラヴなどのアーティストを輩出した。渋谷発の音楽が日本中の若者の心をとらえた。
- DREAMS COME TRUE、CHARA、BONNIE PINK、広瀬香美、岡本真夜、相川七瀬、古内東子、椎名林檎、矢井田瞳、COCCO、Kiroro
【R&B系】
- MISIA、宇多田ヒカル、DOUBLE、UA、小柳ゆき、Clystal Kay
- 『J-R&Bの時代』
- J-R&Bの時代…1995年に藤原ヒロシのプロデュースでデビューしたUA。98年に突如出現したMISIA。彼女のファーストアルバムは300万枚を売り上げ、クラブ系のサウンドが全国区に。以降ディーヴァ系と呼ばれたアーティストが続々とデビューを果たす。そして、1999年に宇多田ヒカルがデビュー。彼女のファーストアルバムは800万枚という前人未踏のアルバム売り上げを記録。翌年、倉木麻衣のファーストアルバムは400万枚を売り上げた。これ以降、このジャンルはJ-POPに吸収されていく。
- X JAPAN、LUNA SEA、GLAY、L’Arc~en~Ciel、黒夢、SIAM SHADE、PENICILLIN、Janne Da Arc、MALICE MIZER、DIR EN GREY、La’cryma Christi、PIERROT
- 『X JAPANから始まる
ヴィジュアル系』 - X JAPANから始まるヴィジュアル系…89年に「BLUE BLOOD」でメジャーデビューを果たしたX JAPAN。シングル「紅」のヒットで注目を集め、インパクト大の強烈なヴィジュアルと過激なパフォーマンスで一大ムーブメントを巻き起こした。それを決定的なものにしたのは92年1月の東京ドーム3日間連続公演の成功。ここから日本のヴィジュアル系の歴史が本格的に始まったと言っても過言ではない。
- タッキー&翼、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey!Say!JUMP
- ハロー!プロジェクト(ハロプロ):後藤真希、松浦亜弥
- Perfume、水樹奈々
- 中川翔子、AAA
【シンガー・ソングライター】
- 森山直太朗、秦基弘
【ユニット】
- ポルノグラフィティ、スキマスイッチ、コブクロ、いきものがかり、LOVE PSYCHEDELICO
【バンド】
- 東京事変、ASIAN KUNG-FU GENERATION、BUMP OF CHICKEN、UVERworld、ストレイテナー、LOVE PSYCHEDELICO
- 『野外ロックフェスブーム』
- 野外ロックフェスブーム…1997年にスタートしたフジロックフェスティバル以降、日本で急速に認知度を増した夏の野外ロックフェスティバル。当初は前述のフジ、そして2000年スタートのサマーソニックは洋楽アーティストを中心に構成されていたが、1999年のRISING SUN ROCK FESTIVAL 1999 in EZO、2000年のロック・イン・ジャパン・フェスの成功を契機に日本人アーティストがメインとなったロックフェスが台頭していく。CDマーケットが縮小とは反比例するように、ロックフェスは影響力を増していき、今では日本の夏を代表する風物詩に成長。日本の音楽シーンやマーケットに大きく貢献している。
- モンゴル800、ORANGE RANGE、ロード・オブ・メジャー、麻波25、175R、FLOW、HY、マキシマム ザ ホルモン
- RIP SLYME、KICK THE CAN CREW、KREVA、m-flo 、BENNIE K、Def Tech、湘南乃風、SEAMO、ケツメイシ、GReeeeN、MINMI、FUNKY MONKEY BABYS
【ROCK】
- YUKI、木村カエラ、Superfly
【シンガーソングライター】
- aiko、大塚愛、YUI、アンジェラ・アキ、鬼束ちひろ 、絢香
【ポップボーカル】
- 中島美嘉、倖田來未 、柴咲コウ、一青窈、元ちとせ、平原綾香、西野カナ、JUJU
【R&B】
- BoA、AI、加藤ミリヤ
- Kis-My-Ft2、Sexy Zone、
NYC - ももいろクローバーZ、
きゃりーぱみゅぱみゅ
- 『AKB48社会現象』
-
- AKB:AKB48、SDN48、SKE48、NMB48
- AKB48社会現象…2005年に「会いに行けるアイドル」というコンセプトでデビューしたグループがAKB48。秋葉原の専門劇場で活動を開始。仕掛け人は80年代におニャン子クラブをブレイクさせた秋元康。2009年あたりからブレイクをしていき、翌年にはAKBブームが全国に巻き起こった。握手権付きのシングルという手法が、ファンの心理をとつかみ、2010年以降にリリースされたシングルに至っては、すべてがミリオンヒットを記録、国民的アイドルに成長していく。2012年には前田敦子が卒業したが、その後もグループの人気は衰えることを知らない。AKB48の活躍と彼女らが作った巨大なマーケットに触発されて多くの女性アイドルグループが登場、一大アイドルブームが形成された。
- flunpool、ONE OK ROCK、THE BAWDIES、サカナクション、SCANDAL、神聖かまってちゃん、SEKAINOOWARI、ソナーポケット
- miwa、家入レオ
- 『ネット・カルチャー発』
- ネット・カルチャー発…YouTubeやニコニコ動画といった動画サイト、mF247などの音楽配信サイトでアーティスト本人が「初音ミク」などボーカロイドと言われるソフトを使用した曲を公開し、支持を獲得していくアーティストが2010年以降、急増。多くのアーティストがメジャーデビューを果たしていく。その代表的な作家はヒャダイン。ももいろクローバーZなどのヒット曲を手がけ、ヒットメーカーとして活躍。バンドでは神聖かまってちゃんが代表的なアーティスト。デモ音源を動画サイトやウェブ上で無料公開し、ノートパソコンを使ってライブの無料生放送をするなどネット時代を象徴する活動スタイルでファンを広げ、彼らを捉えた映画が作られるなど、一気にメジャーな存在に。